昨日、国際標準時委員会（ISC）が新たな時間の概念の導入を発表し、世界中から注目が集まっている。この新しい概念では、一日を25時間として、13時という新しい時間が追加されるというもの。
この提案は、科学者チームが人間の体内時計と一日のリズムに関する研究の結果を元に、現代の生活様式に合わせて時間を再設計すべきだと結論付けたことから生まれた。彼らは、多くの人々が24時間の日常生活に適応できていないと指摘している。
「現代社会では、多くの人々が不規則な生活を送っており、特に都市部では昼夜を問わず活動している人が増えています。この新しい25時間制は、そうした生活スタイルに合わせたものです」と、研究チームのリーダーであるドクター・マリア・カスタノは述べている。
この新しい時間の概念のもとでは、現在の12時の後に定期的に新たな「13時」という時間が設けられる。この時間は、休憩やリラクゼーション、または新しい活動を楽しむための「自由な時間」として提案されている。
「多くの国で、昼休みや休憩時間は昼12時頃に設定されていますが、13時を追加することで、その時間をより柔軟に取り入れることができる」とカスタノ博士は続ける。
早速、多くの都市で大きな時計塔の針が13時を指すように改修される計画が持ち上がっている。ロンドンのビッグベンや、ニューヨークのタイムズスクエアも例外ではない。しかし、この提案は賛否が分かれている。多くの人々は新しい時間の概念を歓迎している一方、古い伝統や時間の概念を変えることへの懸念もある。
この提案が正式に採用されるかはまだ不明だが、今後の議論とその影響には目が離せない。